はなにっき

はなの平凡な日常です。基本しょうもないです。

離乳食冷まし隊

電子レンジチンしたての離乳食

すぐ食べさせたいのに冷めないとお悩みのアナタ!

 

器もご飯もアッツアツなのに赤ちゃんはランチの気配を察知して

とっとと寄越せと泣き出す!

 

フーフーして冷ましたいけど、虫歯菌とか風邪菌等気になってムリ!

 

 

そんな時画期的な道具を発見しました。

 

 

これ↓

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ハンディ扇風機です。

これは下のとこに水を入れるとミストが噴出するので500円くらいしましたが、

100均でも売ってるそうです。

 

 

 

涼しいかな?面白いかな?

別段涼しくも面白くもなく。(散々)

 

こはなのおもちゃにもならないし(超絶無表情)

無駄遣いしたな!って思ってたけど嬉しい誤算。

 

 

何気に離乳食冷ますのにめっちゃ便利です。

半分くらい時短できますし、フーフーいらず!

 

 

手動と電動がありますが

これは手動です、私の手が動く限り永遠に動きます。

指がムキムキになります。

 

 

あとこの扇風機『アルパカモデル』って書いてあったんですけど

アルパカ要素なくて笑った。

総合病院のお祝い膳

総合病院のメシに期待するな。

 

先人達から散々聞かされてきた呪文。

 

世の中には高級ホテル並みの産科があり、

選べる和洋折衷のおいしいお料理に産後のエステ、マッサージ

ツイッターに流れてくる御殿のようなベッドルーム

 

神話だ、神話の世界だ。

 

一応私も地元のおしゃれ産科のHP等を見てリサーチをしてたんだけど

高血圧だから総合病院一択と不妊治療医院からお達しがあり、

夢と希望はバッサリ切り捨てられ

地元の総合病院で出産することとなりました。

まぁしかたない、赤ちゃんの命にはかえられないしね!

 

 

総合病院のHP見たら

どうも総合病院でもささやかながらお祝い膳が出るらしい。

期待してないけど、心遣いがうれしいよね⭐️

 

 

 

で、いざ産みました〜

入院します〜

産んで2日目にいつものご飯に動きがありました

 

 

 

百聞は一見にしかず、画像をご覧ください。

 

 

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飯が、ふたつ。(いっこ赤飯)

 

こっちみてる、かぴかぴな、タイ。

 

 

お祝い膳です!!!!!ワー!!!!

 

 

 

ワーーーーー!!!!!

 

 

なんだろう、限られた予算内で考えられた苦肉の策が見える!!!!

栄養士さんのささやかながらなんとかお祝いしたい、でも予算が!!!!人手が!!!!

あ、そうだ通常のメニューに赤飯と鯛、追加しちゃお⭐️

みたいな!苦しみが!茶目っ気が!見えるーーーーー!!!

 

 

だいぶん楽しかったのでホント総合病院にしてよかったと思いました。

 

 

そのあといつも通り看護師さんが

『全部たべられましたか〜?』て見に来たのも面白かった。(多いわ)

そん時おもくそ鯛かじってたワタシ。(かじるしかない、固いし、ほじるほど身がない)

すっかり元気です。

 

 

実際私が行った総合病院はめっちゃ看護手厚くてがっちり体制だし

お部屋も産後の人は全員特別室1人部屋で風呂もトイレも自分専用でしかも安くて

サイコーでした。

 

 

ごはん以外は。(言っちゃったー!!!!)

ワタシの担当医米倉とサブ医師が失敗したであろう話

私のお産に際しての担当医は

総合病院、産科トップの女医さんで

ドクターX米倉涼子みたいな感じの人。(以下米倉)

 

 

とにかくこわい。

 

圧がすごい。

 

凛としすぎている。

 

 

私はこう見えて今まで女だらけの厳しい職場はたくさん経験してきて

書類をピシャーン!と突き返されたり

お土産をビターン!と置かれたり

そういうのは慣れてるし、割と平気なんだけど

 

とにかくこわい。

 

いよいよ出産予定日5日前の健診となった時

 

『うしろ詰まってんだからちゃっちゃと産みなさい〜!』

 

て言われて子宮口グリグリグリ〜ってされてその晩陣痛がきた。

 

(↑文章にするとすげー嫌な奴に聞こえるけど嫌な言い方ではないっていうのが彼女のすごいとこです、ただただこわい。圧がすごい。)

(↑フォロー)

 

 

すっごい米倉。米倉にグリグリされて陣痛きた。

 

 

 

で昨日も言ったけど深夜から陣痛室入って

朝を通り越して昼前に、

いざ子宮口全開!先生呼んで!つって助産師が慌ただしく出入りし

看護師に呼ばれて颯爽と米倉と米倉の弟子っぽいサブの医師の2人が分娩室に現れた。

 

 

なんかこの時、空気がスッって冷え込んだのを私は感じました。

 

 

助産師、看護師達が、身構えている!!!!(米倉に)

 

 

こわいんだーやっぱみんなこわいんだーわかるー

健診のたびに動悸してたけどやっぱ圧がすごいよねーわかるー

今わたしはめっちゃ痛くて意識遠のきそうな時もあるけど

なんかおもしろーい、みんなこわいんだーよかったー

 

で、

 

どうもなんらかの処置ができてなかったらしくて

スゲー怒られる助産師、冷え込む室内、叫ぶ私(いたい)

スゲー怒られる看護師、冷え込む室内、叫ぶ私(とてもいたい)

スゲー怒られるサブ医師、冷え込む室内、叫ぶ私(すんげーいたい)

叫ぶな落ち着けって怒られる私、黙る私(こわい)

 

 

でもなんでしょうか、怒られるじゃないよね、叱られてるって感じで

夫も言ってたんだけど、米倉はかける声も適切で愛があるよって(愛…)

 

素敵だなって後から思いました

(なにげに私もめっちゃ怒られてるけど)

 

 

で、無事に産んで

 

 

いざ爆発したお股を回復させるべく、

米倉の部下サブ医師(青年)にちくちく縫われてたんですけど、

 

彼が縫ってる間に、米倉は(偉い人なので)姿を消し、

 

サブ医師が30分くらいで、できましたーお疲れしたーつって、

1時間そのまま寝かされてたんです。

やーおわったおわった。やっと休める〜!て安堵してたら

 

ちょうど米倉が様子を見に来て、私の股を見て

ちょっと◯◯サブ医呼んで(キレ気味)って看護師に指示し

私の股を前になんかよく聞こえないけど説教されてて

 

 

『すいませんもっかいぬいなおします』って言った時は

 

 

私も『はーーい』って言ったよね(産後ハイ)

(↑意味がわかってない)

 

 

その後私の股のさっきチクチクしてた糸を引き抜いてる感じがして(ふつーにいたい)

ことの重大さわかってきたよね

『え?もういっっかい??』

『まさかのおかわり??』

『ますいなし。』

 

ますいなし。

麻酔なし。

野戦病院かここは。

 

 

 

私も1時間ちょっと前に一生に一度あるかないかの一仕事終えたとこですからね

もうなんでも来いや〜って感じでねその時は乗り切ったんですけど

 

 

唸り声出たよねー。

 

 

世に広く知られ渡ってるあのデリケートZONEですよ。

デリケートなんですよ、いろいろ。

ますいなしって。1時間ぶり2回目って。甲子園かよ。

 

 

なんかワイルド系の俳優がジャングルの中で戦ってる的な映画で

アルコールを口でブーっ!て傷口に吹き掛けて自分で縫う的な

ワイルドな描写を見かけますが

 

あれが2回目縫われてる間ずーーっと目の前をぐるぐるぐるぐるしてたよねー。

縫ってもらえるだけ、自分で縫わないだけマシか、とか。

無理やりポジティブに考え直したり…(どんだけポジティブ)

ぐるぐるぐるぐる

 

麻酔がないっていうのはこういうことか、みたいな。

貴重な貴重な体験だよね…とか

 

 

 

 

でも

 

 

 

 

普通にここは米倉に怒ってよかったんじゃない?って今では思ってる。

1歳のお誕生日です。

むすめのこはなが2019年5月19日で1歳になりました。

 

 

1年前の午前11時くらいに産まれたんですが、

とにかく1年長かった。

感覚としては5年くらい経ってる。(経ち過ぎ)

でもそんくらい濃密な1年でした。

 

思えば1年前深夜0時から陣痛に苦しみ出して陣痛室に籠り、

私が陣痛の波乗りに夢中になってる最中に

いつのまにか夫はオヤジシャツ一枚になり

(暑かったので深夜2時にはオヤジシャツ一枚だったそうです)

 

 

とにかく痛い。

 

 

やっと産めると朝6時に受けた診察で

『はなさんいい感じ!子宮口4センチ開いてます!』

 

 

↑この時の私の絶望、私は生涯忘れないと思います。

(子宮口10センチ開かないと産めない)

 

(もう死ぬしかない)て思ったことは覚えてます。

同時に『もう、地球、滅べ』て思ったことも覚えてます。(ヤケクソ、いきなり地球規模)

 

むちゃくちゃだと思うでしょう、

私も思います。

 

でも最初は私も慈愛に満ちた感じで

赤ちゃんに話しかけながら『がんばれ!がんばれ!でておいで〜!』とか言ってたんですよ?

痛みは人をおかしくするんです、多分。

 

 

子宮口4センチ発言から私はすっかりやさぐれてしまい、

 

『産まれる産まれるつってちっとも産まれない、みんなウソつきだ』

『てかおにぎり食えおにぎり食えやたら言ってくるけどこんな状況で食えるか』

『てか夫うちわパタパタパタパタパタパタパタパタ邪魔なんだよ』

『てか目の前のデジタル時計の文字でかすぎるんだよ目障りだよ』

 

↑もう完全にクレーマーです。そんなことをぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

 

考えてました。

 

(声に出しては言ってないよ)

↑そこはやっぱ理性が勝ってくれたよ!

↑よかったよ!

 

 

それからも病院関係者の人間関係とかめっちゃ見えて面白かったんですけど

今日は誕生日だしこの話はまた今度にしよ。

 

むすめは産まれた時ずっと『むし』みたいだなーって思ってて

ウゴウゴもにもにしててあまり表情はなく

しかしあれよあれよと表情豊かに、今ではすっかり人間味があります。

 

改めて生物ってすごい。

私から出てきたものの、『私の一部』という感じもなく、

神秘的です。

 

 

私の元に来てくれてほんとうにうれしい。

むすめがどう思っているかわからないけれど、

1歳おめでとう

 

 

これからもよろしくね。